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2012-10-25

初デジタルネガフィルムープリント編ー

おはようございます!
ずいぶんと遅くなってしまいましたが、PICTORICOさんから発売されているデジタルネガフィルムで作成したネガをプリントしてきましたー!!
前回のネガ制作編はこちら
http://v-lamb.blogspot.jp/2012/08/blog-post_23.html

今回はプリントなので学校の暗室での作業になります。
私自身暗室作業が久しぶりだったのでワクワクでした!
これが学校の暗室です。
奥の赤いピンセットがあるところが現像液
真ん中の白いピンセットが停止液
手前の青いピンセットが定着液
最後が水洗です。

では詳しい手順にいきましょう!
これが前回作成したネガです。
これを今回は密着プリントしていきます。
密着プリントとは、ネガを印画紙に密着させてプリントする手法です。35mmのネガを印画紙に並べてインデックスプリントを作成する時によく用いたりします。これはベタ焼きとか呼んだりします。


今回は暗室内での作業のため撮影できなかったので写真がないのですが、、、。
手順を説明していきます!!!

まず印画紙をセットして、その上にデジタルネガフィルムを重ねます。そして最後にガラス板を乗せれば準備完了です。
タイマーをセットして露光します。秒数はあらかじめ段階露光でおおよその秒数をみておきます。
露光が終わったら、現像→停止→定着→水洗の順番で液につけていきます。
これは水洗風景です。
 そして乾燥機にかけます。これは出てくる時です。
 これで全ての行程が終了しました!
今回使用した印画紙はこちらです。
FUJIFILMさんの多階調の半光沢の印画紙
ILFORDさんの多階調の光沢の印画紙
この2つです!
もともとフィルムで撮影していた時はFUJIFILMさんのこの半光沢の印画紙を使うことが多かったです。デジタルの用紙でいったらセミグロと同じ感じですね。

できたプリントがこちらです!
少し濃いですね・・・。やはりネガを作る段階での調整がいかに大事かが分かります!
ですが銀塩モノクロ印画紙にプリントすることによって化学反応から生まれるプリントはやはりひと味違いますね。
今回はRCペーパーでプリントしていますが、バライタ印画紙を使用したりすればまた違った表現にもなると思います。

他の2枚がこちら!
横線のように見えるのは乾燥ムラです。
このように乾燥機ではムラができてしまうこともあるのでスクィーズなどを使って丁寧に水気をきって乾燥させるとより綺麗な仕上がりなります。
今回はダメな例も参考に。笑
今回のネガではこれが一番綺麗に仕上がったと思います。
肌の感じだったり優しい雰囲気をだしてます。
これはILFORDさんの光沢の印画紙です。
全部集めるとこんな感じです!
半光沢と光沢の違いが分かりますね。



今回初めてデジタルネガフィルムを使ってみましたが、素直に楽しかったです。
今だとデジタルから入ってフィルムを使ったことがないって方もたくさんいると思います。
ですが、やはりインクジェットの黒色化学反応でできた銀画像の黒色は違うと思います。まだ味わったことがない人にも是非手にとって体験して欲しいと思います。
デジタルカメラで撮影した画像がこんなにも簡単にフィルムにできて新しいことができる。それが可能になったのはこのデジタルネガフィルムが身近になったからだと思います。
暗室作業をしているとやはり、露光した印画紙を液につけて像が浮かび上がってくるというのはなんだか格別な気もしました。新しいことを取り入れながら昔の技法もなくさないようにできるというのは素晴らしいと思います。

デジタルデータを追い込んでいいネガを生み出すことができる、それはフィルムの一発勝負の現像で失敗したら・・・なんてことも考えずに制作することもできます。


こうして身近に感じられることができるようになった今、手に取って確かめてみて欲しいです!!




長々と書いてしまいましたが、、、
今回ご協力頂いたPICTORICOさん本当にありがとうございました!
また詳しくお話を伺いたいと思います。

ピクトリコプロ・デジタルネガフィルムTPS100
今回使用させて頂いたものです。


みなさんも是非使ってみて下さいね!
プリント編が更新遅くなってすみませんでした!
リナでしたー!!!





▼PICTORICOさん
http://www.pictorico.co.jp/

▼デジタルネガフィルム制作編
http://v-lamb.blogspot.jp/2012/08/blog-post_23.html

2012-10-23

写真展のお知らせ!!




こんにちは、エンドーです!
今日は11月に開催をするD.E.F.写真展のご案内です。こちらのブログでも度々登場している、D.E.F.で初となる写真展の開催です。先日に情報解禁となりましたので告知させていただきます!!

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【第一回写真展開催のお知らせ】



いつも「Railway Graphic D.E.F. 」の活動にご支援いただきありがとうございます。
2012年初春に結成し、最初の活動としてGWに茨城県ひたちなか海浜鉄道湊線4周年記念写真展「鉄道写真家たちの見た情景」にメンバー全員が参加しましたが、グループ単独として初となる写真展「鉄道風土記 ~春夏秋冬~」を2012年11月に開催することになりました。
記念すべき第一回の大きなテーマは「四季」。鉄道風景写真の王道というべきこのテーマを敢えて選び、個性あるメンバーたちがそれぞれの視点で切り取った、四季折々の風景を展示します。ぜひ会場に足を運んでいただき、鉄道風景の魅力を感じ取っていただけたら幸いです。

■出展メンバー:今井 英明・宇尾野 智・内田 伸太・衣斐 隆・遠藤 真人・大藪 琢也・佐藤 武志・鈴木 剛・高木 比呂志・永山 弘一・船越 知弘・吉永 陽一
■会期:11月21日(水)~25(日) 10時30分~18時30分
■会場:ギャルリー トラン・デュ・モンド 東京都新宿区歌舞伎町2-46-5 KM新宿ビ...
ル9F
■アクセス:西武新宿駅北口正面 徒歩0分、JR新宿駅東口より徒歩10分
■問い合わせ先 : ギャルリー トラン・デュ・モンド
  電話03-5273-4557 Fax 03-5273-4517

・公共交通機関での来場を推奨しています。ギャラリー契約の駐車場はありませんので、車でお越しの方はお近くの駐車場をご利用ください。
・全ての作家が常駐している訳ではありません。不在の際は他の作家が応対します。また、Facebookページ、twitter(twitter ID : @RG_DEF)にて作家の在廊スケジュールを都度アップいたします。
・期間中11/24(土)に第一回写真展記念のささやかなレセプションを開催します。メンバーと面識のない方ももちろん参加可能です。申し込み等詳細はこちらもfacebookページ、twitter(twitter ID : @RG_DEF)にてご案内いたします。

  Railway Graphic D.E.F. 代表 衣斐 隆 拝

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この写真展に先立って、8月に選考会が都内某所で開かれました。1人10枚の条件で12人が作品を持ち寄っての選考会であったため、普通のコンテストであれば絶対に入選するであろう完成度の高い作品たちもバッサバッサと斬られておりました・・・。せっかくなので今回の記事で選考に漏れた作品をご紹介です。


【春景候補】
  ”わたらせ渓谷鐵道でのひとコマ、車体に描かれている鳥が春の花々に囲まれながら気持ちよく空に舞うよう表現しました。車内には景色を楽しむ親子でしょうか、ほのぼのという言葉がピッタリの光景です。”


【夏景候補】


 ”ギラギラ輝く太陽が沈んだあとは、蒼い時間がやってきます。川の轟音と共に鳴き乱れるセミの声・・・
一日の疲れを癒していると、爽やかな風が吹いてゆきました。”
 
 
以上です!11月最後の週末は是非お越し下さいね。
今日はここまでっ、また次回~

We love photograph!
http://v-lamb.blogspot.jp/ 
                                           えんまさ
 

 夏の銀座は鉄道写真? 2012.08.01

Railway Graphic D.E.F.  FaceBookページ

 

2012-10-16

只見線の季節


 C58239が東北で復活!ということで今からわくわくしているエンドーです!
気づけば今年も一ヶ月と半分。鉄ちゃん最大のイベントデー・鉄道の日も過ぎてしまい、あと少しですね。
この季節になると、天気予報とともに気になるのは紅葉の情報でしょうか。秋~冬は蒸気機関車の出張運転も多いので、東北方面に撮影に出かける回数も増えてゆきます。毎年その口火を切るのは福島県で運転される「SL只見号」です。


どうですか!紅葉といい鉄橋といいスケールが大きいですね~!東北にはまだこのような原風景があるのです。普通列車が走るだけでも画になりますが、蒸気機関車が茶色のレトロな客車を牽引してゆく・・・夢のようです。この撮影地の紅葉は11月上旬がピークなので今年の運行日、10/27・28では少し時期が早いですね。
昨年は只見川の洪水によって会津川口~只見間が不通。この列車が運転されることはありませんでした。
今年は会津川口駅に設置されている、転車台を再整備して運行されます。蒸気機関車がこの路線を走るのは、去年の五月以来で実に一年半ぶりです。本当にワクワクしています!

 この路線には沢山の名風景がありますが、天気が良い日の会津若松行きは、秋の夕暮れにふさわしい光線の中を走ってゆくため、沿線にはフォトジェニックな光景が広がります。
△ 夕暮れにススキの穂がなびく・・・そんな夢のような光景もここでは当たり前なのです。坂道も多いので煙も期待できます。そのため試運転から日本中の鉄ちゃんが只見線に集結し、毎年沿線は大賑わいです!
 
 
 復路の列車を撮影すると大半のカメラマンは引き上げますが、さらに列車を追いかけて終点の会津若松駅に行くと蒸気機関車好きは楽しい時間が待っています。機関車の整備風景です。
△ 暗闇で投光機に照らされて黄色に浮かび上がる車体・・・こんな光景は滅多に見ることはできません。
これもまた貴重な機会です。
 △ こちらは扇形庫という施設で機関車の格納庫、人間に例えるならば家です。広角レンズを用いて外観のデザインを強調しました。鉄ちゃんが一度は必ず想像するのが「今の機材を持って過去にタイムスリップしたい」という夢。ここではそれが叶ってしまうのです。
 
「もっとスローシャッターで煙の流れを写そう」「望遠レンズを使ってアップで切り撮ってみよう」
などとあれこれ試していると、あっという間に朝になってしまうから不思議です。(笑)
このような撮影が数日続きますから、あっという間に寝不足の出来上がり!それにも懲りず、今年も若松の扇形庫に行こうと考えていました。ですが、3.11の震災以降は構内への立ち入りが禁止されており、この光景もしばらくお預けのようです。またいつの日かここで奇跡の光景が見られると良いのですね。期待しています。
 
 
思い出が話が多くなりましたが、今日はここまでっ!
それではまた次回~!!
 We love photograph!
http://v-lamb.blogspot.jp/                          えんまさ
 
 
【お知らせ】
私、エンドーの公式ページが出来ました。
煙道にふさわしいデザインを作っていただいたので、お時間あるかたは遊びに来て下さいませ!!

Photographer EndoMasato WebSite

 
 


2012-10-09

高ISO感度で捉える鉄道写真

 前回の記事を書いたあと、「これはISO感度いくつで撮ったの?」と訊かれることが数度ありました。
写真によって設定は異なるのですが、おおよそISO800~2000の間で撮影をしています。日中の場合も高ISO感度領域での撮影です。銀塩(フィルム)の頃から写真を楽しんでいる方には、少し信じがたい数字です。

「いやいや、高ISO感度にするとノイズが増えるんでしょう?」
「それだったら低感度ので撮った方が断然いいよ」

感度を上げるごとにノイズ量は増えます。間違えはありません。
ですが、そう考えている方。これはご存知でしょうか。
ノイズの種類は複数あり、特に<輝度ノイズ><カラーノイズ>こそが撮影するとき、画質に大きく影響するのです。今回はこれらを理解することによって高ISO感度領域の撮影をマスターしましょう!


<輝度ノイズ>
高ISO感度領域で画質がザラザラになることです。例えばこのような状態です。


曇天の日中にISO2000で撮影した写真です。これをアップにしてゆくと・・・


このようになります。グレーの部分をみてください、ザラザラしていますよね。
これが輝度ノイズです。今度は同じ画像をSILKYPIXでRAW現像しましょう!すると・・・


ここまでスッキリしました!ザラザラ感もほとんど取れています。
ディテール感は少し落ちましたが、このレベルならば印刷でも問題はないでしょう。
 
 
<カラーノイズ>
高いISO感度で撮影する場合や長時間露光時などに赤や緑のピクセルの粒子が見られるノイズです。
 

こちらはISO1600で撮影した写真です。先ほどよりも少しだけ低感度側の設定です。
アップで見てみましょう

輝度ノイズも同時に発生していますが、ある条件で撮影したため
カラーノイズがより目立つようになってしましました。
 
 
 <輝度ノイズ>と<カラーノイズ>の違いは理解していただけたでしょうか?
 
ここまで読んでいただいた方は「なぜISO感度が高い方が綺麗に写っているのか」と疑問を感じるでしょう。
実はカラーノイズは暗い状況で撮影をするとより目立ちやすくなる性質があるのです。
使用機材で傾向は異なりますが、条件が整った場合にはこのような結果を引き起こします。
 
何となく「高ISO感度=暗い場所で使うもの=ノイズまみれ」というイメージがありませんか?
僕自身もそうでした。ですが、ここ数年発売されたほとんどのデジタルカメラは高ISO感度領域で良い画質を保ちます。特に鉄道などの動体はシャッタースピードが大事な要素となるため優先順位も高いです。これを使わないと損をする場合もあります。
そのためにもノイズの特性を理解し「明るい場所で使う高ISO感度」にも積極的にトライしてゆくとよい作品が生まれるかもしれません。可能性は無限大です!
 
 
今日はここまでっ!また次回~♪
We love photograph!
http://v-lamb.blogspot.jp/                       えんまさ  
 
 
【参照】
 
【関連】
 

2012-10-05

日々是精進!

こんばんは!
あっという間に9月が過ぎて、もう10月ですね。
昼間は暑かったり、朝夜は寒くなったり、急に大雨降ったり・・・まだまだ安定しない秋ですが日差しはすっかり秋の光だなぁと思いました。
センチメンタルです!笑


えんまささんの記事を読んでて自分自身知らないことばかりだったなと思いました。
んー!日々是精進です!!!←最近の好きな言葉です。笑


今回は普段1番後ろでみんなを支える、ドラマーの写真を紹介していきたいと思います!
ドラムの位置というのはライブハウスによっては照明が当たらなかったりして撮影するのが大変だったりするんですが・・・
そんなドラマーにポイントをしぼって紹介していきます。

普段撮影しているUNDERLANDの光さんとARTEMAのHALさんの写真で!

まずはUNDERLANDの光さんです。
だいたいはステージ袖のドラムセット横から撮ります。
照明を逆光利用でシルエットで撮りました。
正確にはぴったり頭のあたりできれいに逆光になるように照明の位置を見ながら自分の撮影する位置を変えています。
ベストな位置を見つけるまで縦だったり横だったりとカメラ位置(自分の位置)を変えます。
文章で書くとじっくりやっているように思えますが、その場その場で照明を見ながら機敏に動きます!!
ドラマーは袖から撮っているのでカメラが自分を撮っていることが分かりやすいのでカメラを意識してくれて目線をくれることが多いです。
これは手にピントをあわせています。
たまにはこんな風にも撮影したり・・・
これは照明のストロボを利用しています。
ライブハウスの照明で高速のストロボが連続してたかれることがあります。その日のイメージだったり、バンドの曲のイメージだったりであったりなかったりするのですが。
シャッタースピード優先でスローシャッター撮影です。
これは腕を振りおろすときです。
ドラムの演奏、タイミングでいい瞬間にシャッターが切れるとカチッとハマったりしますね。


次はARTEMAのHALさんです。
これは袖からですが距離もあるので70−200mmのレンズを使ってます。
これいい笑顔です!
ドラム叩いてる一瞬に向けてくれた表情をキャッチできるかどうかが瀬戸際です・・・
これはスローシャッターで撮影しています。
この日は1曲だけ光るスティックを使用していたのでより分かりやすいようにスローで切ってみました。
最近はスローシャッターで撮ってみると面白い画が撮れたりするのでたまに使っています。
これはスティック回している瞬間です。
ドラマーの小技の瞬間ってなかなか撮れなかったりするんですが、照明も明るかったのでいいタイミングで撮影できました。
いい顔してますね!!



といかがでしょうか?
なかなかドラマーピックアップしてってないので今回はやってみました。
ドラマーの位置は後ろなので照明が当たらないこともしばしばあります。ライブハウスではその日その場所、その日の照明が撮影に大きく影響してきます。
なのでリハ中に照明を見たり、その時その時で考えて動かなければいけません。

日々是精進です!笑


工夫してみなさんも撮影を楽しみましょうー!!
リナでした!!