先ほどの記事には書かれておりませんでしたが、実は私も「ムネスタジオ」さんにコッソリと潜入してました。その時の様子もばっちり撮ってきたので、レポートします!!
土曜日の夕方。母校での所用を済ませ地下鉄を乗り継いで、広尾まで行きます。
今日の目的はスタジオ見学!普段のメインはフィールド撮影ですから、スタジオは未知の世界。どんな光景に出会えるのか・・・ドキドキです。大きな交差点をわたり、川沿いのビルの一角にある建物に入るとモデルのリナちゃんにポーズの指示を出している男性がいらっしゃいます。
そうです、この方が広告界で知らない人はいない、写真家・色評価士 小林宗正先生です!
▲こちらが広告業界の重鎮・小林先生。日本で育ったならば、その作品は絶対に見たことあるスゴイお方
普段は見ることがないスタジオ風景を目の当たりにし、その独特な空気に圧倒されるわたし。
その小さくなった姿とは反対に、どんどん表情が明るくなってテンションが上がってゆくリナちゃん。
▲「モデルは苦手」と言っていた彼女もみるみるうちに笑顔
30分くらい過ぎたころでしょうか、じっくりと撮影したあと「このカットで決まり」と先生はおっしゃいました。そのままパソコンの前に移動し、レタッチの作業に移ります。
撮影技術はもちろんですが、小林先生は色評価士の肩書きを持っており、今でもイロイロな業界から色づくりに関する相談を受けているのです。その方から直々に教わるのですから、今回はまたとない良い機会。勉強させていただきます!!
まずはRAW現像から・・・と思いきや、まずは作業環境のつくりかたから説明は始まります。
「色を扱う環境で大事な要素は?」と先生から訊かれ、
"えーっと、なんだっけ、たしか授業でやったぞ・・・そうだ!"
「蛍光灯の種類と作業をする空間の壁の色!」
「両方正解。それじゃ、あともう一つは?」「ええーっ!・・・何でしょうか。」
「蛍光灯の明るさです。」
「そうでした(小声)」
学校の授業では概念や理論を学ぶことはあっても、実践経験はなかなか積めません。理解しているつもりになっていました・・・反省です。
そのあとは色空間の[sRGB]と[AdobeRGB]を比べると、後者の方が再現できる色の領域が広く、高性能なインクジェットプリンターの場合その色域を最大限使えるということ、ソフトウェアを使った理想的な肌色の再現方法などを学びました。
▲モニターの特性について教わる。同じ画像でもこれだけ色が違う。ちなみに真ん中にいるのはSILKYPIXのYさん
▼「白色を再現するためにパーツの明るさを設定する」とおっしゃる先生。次第にモニターを指す力も強くなってゆく。
たっぷりレクチャーをしていただき、気づいたころにはPM9:00近く。とても濃厚な講習は終わりました。小林先生・Yさん・リナちゃんお世話になりました。
これからもよろしくお願いいたします!またこんな講習ができたらいいですね。
エンドーからの報告は以上です。今度はモデルのリナちゃんお願いしますー!!
遠藤真人
0 件のコメント:
コメントを投稿