こんにちは、エンドーです!
今回は画像データの保存について勉強をしてきました。
誰もが気になるところでしょう。僕にとっても不安要素のひとつです。
ご協力をしていただいたのは株式会社アルメディオさんです。
実際に書き込みのドライブとDVD-Rをお借りして、過去にRAW現像したTIFFデータを焼いてみました。
普段、デジカメで撮影したデータはどのメディアに保存していますか?
僕の場合は外付けのハードディスクに撮ったデータをとりこみ、もう一台でバックアップをとります。
ただし、この方法だと心配なこともあります。例えば、記録する部品ではなく途中の接続するケーブルが断線したり。内部部品が正常に作動しなくなるとか。正直に言ってキリがないことですが、とにかく可能な限りはリスクを減らしたいと考えるようになりました。
数ある保存方法のなかで、最近特に興味が沸いてきたのが光ディスクを使うものです。
なぜなら、長期保存用に特化した製品の存在を知ってしまったから。今回アルメディオさんからお借りした
[長寿命DVD-R 10995(ディスク)]と[10995シリーズ専用DVDドライブ]の組み合わせは、実際に博物館や美術館、文化財を扱う団体などで使われているものです。
DVD-Rは30年・BDは50年耐えるのが、この組み合わせ最大のメリットです。
誰でも操作が出来るくらい、簡単に扱える点も嬉しいです。実はここからが光ディスクの面白いところで、単純にディスクだけやドライブ単体で使用するだけでは効果が薄いのです。つまりは相性の良し悪しが結果に影響与えるのです。わかりやすく言えば、カメラとレンズの間に相性があるのと同じだと考えてください。ほら、デジカメにオールド・レンズを着けて愉しむ人もいるでしょう。それと同じことが光ディスクのキーポイントとなるのです!
カメラに関して言えばレンズとセンサーの相性が写真の画質に大きく影響を及ぼします。
光ディスクの場合、ディスクとドライブの相性がデータを長期保存する能力に影響がでます。
ご存知のとおり、市販されているCD-RやDVD-Rは多数の種類があります。各メーカーやブランドによってディスクの性能の幅はとても広くマチマチなのです。実はここに難しい問題が発生しているのです。
結論から言えば
仮に 高性能なディスクを使っても、書き込みドライブとの相性が悪いと長期保存には向きません
逆に 高性能なドライブを使っても、ディスクとの相性が噛み合わない場合も同じです
例を挙げると、ある組み合わせで書き込みを行った市販ディスクを加速試験で検証したところ、数時間後には著しい劣化が始まりました。そのディスクが100時間ほど経過したとき、すでに良好な保存状態を示す基準値から4倍近くも悪化していました。つまり、その組み合わせは長期保存には向いていなかったのです。
それを考えると何の予備知識もなく、単にデータを焼くだけでは不安です。
だからこそ、ディスクと専用ドライブの組み合わせはベストな相性を実現してくれるのです!
そんなステキなものが手元にあるとワクワクが止まらず"あれもこれもDVDに焼きたい"と衝動に駆られてしまいました。
「あの路線の最終日の写真も~、バッチリ撮れたお気に入りの写真も~・・・」と過去のデータを引っ張り出して作業すること2日・・・気がついたときには届いた30枚の4.7G・DVD-Rはアッという間に使い切ってしまいました。我ながら恐ろしいです。実は一枚分焼き損ねたのですが、、、マッチングさえしっかり整えれば、光ディスクへの保存は個人的には有効だと考えています。モニターだってプリンターだって同じです。少々メディアの枚数は増えてしまいますが、ある意味でリスクの分散につながることも事実ですからね。ポジティブに捉える要素だと考えます!
これからも光ディスクは積極的に使いたいものです。
今日はここまで!それでは、また次回~
We love
photograph!
えんまさ
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【関連リンク】
株式会社アルメディオ(アーカイブソリューション)-http://www.almedio.co.jp/archive/
私は、データをハードディスクとDVD-Rの両方に保存してますが、DVDの枚数がどんどん増えるのに困っています。ブルーレイの方が良いのかな?
返信削除遠藤真人です。
返信削除このブログを書いた2013年当時はDVDに比べ、BD(ブルーレイディスク)は「高額」「表面に傷がつくと再生しにくくなる」といった理由で熱心に紹介はしませんでした。
その後、担当の方から弱点を克服した商品が出たとご紹介いただきました。
2016年にもう一度ご紹介するならば、BDになりますね!
大容量なのは助かります!!