先日、VLambの遠藤とちょっとしたロケを行いました。彼は発売当初からNikon D800Eを使っているのは知っていましたが私自身はロケなどで本格的に使った事がないので少し借りて撮影しました。イベントや呑みの席などでは何度も触ったことがありますし、撮影されたRAWデータを編集した事もありますが、実際に現場で使うのは実は今回が初めてだったりします。
D800「E」の方なので、特殊なローパスフィルターが付いている方ですね。それと3600万画素と言う事で手持ちでの撮影は普段以上にシビアになってしまいます。私自身、何でもそうなんですけど、初めての事やモノって少し慎重になってしまう傾向があるんですけど今回もそうです。
Nikon D800Eで撮影 |
今回のテーマはフード系と言う事で色がきれいなケーキを撮影してみました。レンズは60mmマクロを使用しましたが、被写界深度が浅いので、フードのピント位置って毎回悩みます。そして、やはりもっと気になるのが手振れです。
高画素だし高解像度なので今まで気づかなかったようなちょっとしたブレが結構気になったりします。その辺は特に慎重に撮影しました。
そんな一見シビアなD800Eですがやはり中判ではなく機動性も高いハンディカメラなので(それでこのスペックは凄いですが。)もっと手持ちでアクティブに撮影したい所です。そこで私は結構ISO感度をまめに変更してシャッタースピードをできるだけ稼ぐようにしています。最近のデジカメはノイズも少ないので、ピーカンの昼間でもF値によってはISO800位までは積極的に使うようになりました。やはりブレてしまったものは画像処理でももとには戻せないので、ここは撮影時にきっちりしておきたい所ですね。なので絞りと同じくらいこまめにISO感度も変更します。(←これは最近の事です。)
夏休みだったので海辺には学生がたくさん来ていました。その中で海に石を投げて遊んでいた子達に声をかけて撮影させてもらいました。ノリが良くていいですね!
撮影時:逆光(撮影:遠藤 真人) |
ちょうど日が傾いて来た時間帯でしたので海を背景にすると逆光になります。そのため、女の子達はは少しアンダー気味になってしまっていますね。
SILKYPIXでHDRを弱めに |
SILKYPIXのHDRを使ってシャドーが少し明るくなるように調整してみました。
何回か投げてもらって、内蔵ストロボの日中シンクロも試してみたのですが、夕日とストロボではホワイトバランスが違いすぎますし、少し光が固すぎて不自然な感じの色調になったのでここではHDRで再現しています。
撮影時のポイントは明るい海の方に露出を合わせ人物はアンダー気味にしておくことです。人物に露出を合わせると海はデータ上で白とびしてしまうのでHDRでも再現できない部分が出てきてしまいます。
意図してかどうかわかりませんが、写っている光条もきれいに表現できましたね。
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