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2012-10-16

只見線の季節


 C58239が東北で復活!ということで今からわくわくしているエンドーです!
気づけば今年も一ヶ月と半分。鉄ちゃん最大のイベントデー・鉄道の日も過ぎてしまい、あと少しですね。
この季節になると、天気予報とともに気になるのは紅葉の情報でしょうか。秋~冬は蒸気機関車の出張運転も多いので、東北方面に撮影に出かける回数も増えてゆきます。毎年その口火を切るのは福島県で運転される「SL只見号」です。


どうですか!紅葉といい鉄橋といいスケールが大きいですね~!東北にはまだこのような原風景があるのです。普通列車が走るだけでも画になりますが、蒸気機関車が茶色のレトロな客車を牽引してゆく・・・夢のようです。この撮影地の紅葉は11月上旬がピークなので今年の運行日、10/27・28では少し時期が早いですね。
昨年は只見川の洪水によって会津川口~只見間が不通。この列車が運転されることはありませんでした。
今年は会津川口駅に設置されている、転車台を再整備して運行されます。蒸気機関車がこの路線を走るのは、去年の五月以来で実に一年半ぶりです。本当にワクワクしています!

 この路線には沢山の名風景がありますが、天気が良い日の会津若松行きは、秋の夕暮れにふさわしい光線の中を走ってゆくため、沿線にはフォトジェニックな光景が広がります。
△ 夕暮れにススキの穂がなびく・・・そんな夢のような光景もここでは当たり前なのです。坂道も多いので煙も期待できます。そのため試運転から日本中の鉄ちゃんが只見線に集結し、毎年沿線は大賑わいです!
 
 
 復路の列車を撮影すると大半のカメラマンは引き上げますが、さらに列車を追いかけて終点の会津若松駅に行くと蒸気機関車好きは楽しい時間が待っています。機関車の整備風景です。
△ 暗闇で投光機に照らされて黄色に浮かび上がる車体・・・こんな光景は滅多に見ることはできません。
これもまた貴重な機会です。
 △ こちらは扇形庫という施設で機関車の格納庫、人間に例えるならば家です。広角レンズを用いて外観のデザインを強調しました。鉄ちゃんが一度は必ず想像するのが「今の機材を持って過去にタイムスリップしたい」という夢。ここではそれが叶ってしまうのです。
 
「もっとスローシャッターで煙の流れを写そう」「望遠レンズを使ってアップで切り撮ってみよう」
などとあれこれ試していると、あっという間に朝になってしまうから不思議です。(笑)
このような撮影が数日続きますから、あっという間に寝不足の出来上がり!それにも懲りず、今年も若松の扇形庫に行こうと考えていました。ですが、3.11の震災以降は構内への立ち入りが禁止されており、この光景もしばらくお預けのようです。またいつの日かここで奇跡の光景が見られると良いのですね。期待しています。
 
 
思い出が話が多くなりましたが、今日はここまでっ!
それではまた次回~!!
 We love photograph!
http://v-lamb.blogspot.jp/                          えんまさ
 
 
【お知らせ】
私、エンドーの公式ページが出来ました。
煙道にふさわしいデザインを作っていただいたので、お時間あるかたは遊びに来て下さいませ!!

Photographer EndoMasato WebSite

 
 


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