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2012-07-04

刀をマクロ撮影(鈍い艶の表現方法)

SUZUKI GSX1100S KATANAを手に入れました。

SUZUKI GSX1100S KATANA(刀)

ウソです。すいません。
UCCの缶コーヒーに付いていたヨシムラismというバイクの模型です。ヨシムラ(マフラー屋さん)が企画なだけあってエキマニ辺りの焼け具合なども良い感じで缶コーヒーのおまけとは思えませんね。

↓実際はこの位の大きさです。

刀の大きさはこれ位

GRD2で撮影
お昼休みにちょこっと撮ったと言うのもあるのですが、またまたGR Digitalです。このカメラは小さくて持ち歩くのに良いというだけでなくて、マクロも結構寄れるのでこんな時には便利ですね。
それと小さなセンサーサイズのカメラの特徴として、被写界深度が深いので、寄っても比較的アウトフォーカス部分がボケボケにならずに適度にボケてくれるので使いやすいと言う事もあります。
ついでに言ってしまうと、レンズも28mm位なのでこのような模型でもパースが付いてくれて奥行が出ると言う事もあり、構図もまとまりやすいのもあります。

少し違う場所において撮影してみました。

撮影時の状態

屋外で適当に撮影してますので色々なんとかしたい部分があります。

  • カール部分のハイライトが固く感じる。
  • タイヤなどの黒のしまりが良くない。(黒浮きしている。)

もちろんSILKYPIXを使いRAW現像で仕上げていきます。

まず、ハイライト(フロントカウル部分)を柔らかく表現するため、コントラストを軟調方向に設定してみました。

コントラストを1.1に設定した

ハイライトの粘りは出たものの、全体的に軟調な写真になり過ぎた感があります。ふんわりしてしまいました。このままだとこの写真には合わないかな。そこで、

黒レベルを上げてみました。

黒レベルを25に設定した

ハイライトの粘りを維持したまま暗部が締まる事でふんわりした感じはなくなりましたね。しっとりと少し鈍目の艶になったのではないかと思います。
このように金属の鈍い艶(これ、実際にはプラスティックですが・・・)を表現するには、

  • コントラストを弱め、ハイライトの艶を柔らかく表現する。
  • 浮いた暗部は黒レベルを上げる事で締める。

こんな設定を使う場合が良くあります。

逆にパッキリした方向に仕上げたければコントラストは高めでもいいかも知れません。
コントラストを高めに設定

この辺りは仕上げ方の好みですね。一つの写真でも色々な表現が楽しめるのもRAW現像の楽しみです。

あぁ・・・バイク乗りたいです。免許欲しいです。
We love photograph!
http://v-lamb.blogspot.jp/

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