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2012-06-28

VLambプライベート撮影講習会(鉄道写真編)

7月に入ってからになりますが、VLamb向けにプライベート撮影講習会を行います。
望遠レンズ講習会

今回のテーマは鉄道写真を題材にした望遠レンズ講習会です。
このきっかけになったのが先日のBUNNY HOP CAMPでストリートバイクの撮影をした時に、「動体撮影は難しい」という話をメンバーから聞いて、それならばメンバーの中に普段から動きものを撮影している鉄道写真専門のENDOが居るので、彼に教わろうと言う事になりました。

例えばこのような写真

YUTA撮影(BUNNY HOP CAMPにて)

縮小すると結構撮れてそうな感じですが拡大すると

上の写真を一部拡大

ピントを少し外しているために、解像していないですね。VLambのメンバーには印刷や引き伸ばしに耐えられるクオリティの写真を目指して欲しいので、この辺りのピント精度だったり追い方などをもっと知ってほしいと思います。

動いているものを狙った構図で撮る為にはズームレンズを使った追い方が結構狙いやすいと思います。また、高ISO感度撮影も限度があるので、高速シャッターで被写体ブレを抑えるのではなく、少し流し撮りをして被写体を止める方法も有効かと思います。
この辺りのテクニックは鉄道写真では結構スタンダードな撮影技法なのですが、もちろん他の被写体でも全然使えると思います。
鉄道とか車のレースなどは突き詰めていくと難しい被写体です。
しかし動きに合わせる事だけに着目して考えると、レールの上、走行ラインの上など毎回同じ場所を通りますし、それもある程度予測できますので何回も似たような条件で反復練習できます。ですので、少し動いているものにチャレンジしたいという方にはおすすめの被写体ですよ。

講習会とは言いつつも、VLambのメンバーはそれぞれの作風などがみんな結構明確なので、HOW TOっぽく撮り方だけ教わったらそれを使ってどうとるかなどはもう自由で良いでしょう。

ちなみに今回はゲストで埼玉の戸田市にある写真屋さん「カラーのいちのせ」さんにもお声をかけさせていただき一緒に撮影してきます。いちのせさんとは何年かお付き合いさせていただいておりますが、いつもはイベントの運営などになってしまっていたので、一緒に撮るのは今回が初めてかな?お手柔らかにお願いいたします。

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2012-06-27

鉄道写真で流し撮りのコツ(実践編)

こんにちは、エンドーです。
今回は撮影方法のひとつ「流し撮り」にスポットをあてて解説します。
この手法を体得すると、車両のもつ躍動感や疾走感がグっと増えます。今まで苦手意識を持っていた人もこの記事を読んで成功するためのコツを勉強しまょう!




【①見かけの速度と実際の速度を理解しよう!】

新幹線に乗っているとき、窓の外を眺めることを想像してください。
同じ速度で走行していても駅を通過するときはものすごい速さで景色が流れてゆきますが、遠くの山や街並みに視点を移すとゆっくり移動しているように感じます。
この違いはどうして起こるのでしょうか?実は見ている人から物体までの距離に関係しているのです。
そのため、同じ速度で走っている列車でも遠くの物体は遅く移動しているように、近くの物体は速く移動しているように感じられるのです。この見かけの速度の現象は三角関数を用いて証明は出来ますが、ここでは簡単に「遠くにあるものは実際の速度とは関係なく、遅く走っているように見える」と理解してくださいね!


【②使いやすいレンズとは?】

見かけの速度を理解すると「遠くを走っている列車は見かけの速度が遅い=カメラで被写体を追いかけやすい」と考えられますね。つまり単純に考えて、遠くの列車を大きく写そうとする望遠レンズほど流し撮りしやすいと言えるのでしょうか?・・・答えはNOです。
望遠レンズを使って低速シャッターを使用すると手ブレが目立ちやすくなり、200mmや300mmなどは逆に難易度が上がってしまうため、ここは絶対に流し撮りをキメてやる!と考えるときには、
135mm~85mmの焦点距離が扱いやすく、成功率が最も高いゾーンです。


【③シャッタースピードはどれくらい?】

これも流し撮りをする上で大切な要素ですね。あまり速度が速すぎると”流し効果”が薄くなってしまい、反対に遅すぎると被写体の形がブレによって不鮮明になってしまうなどの失敗要素も考えられます。そこで私が基準としている流し撮りのシャッタースピードは125分の1秒です。この速度は比較的失敗が少なく、被写体を追いかけやすいひとつの目安になります。このシャッタースピードをコントロールできれば、60分の1秒・・・30分の1秒と難易度をあげてステップアップしてゆくことが出来ます。

▲この写真は蒸気機関車を60分の1秒で流し撮りしたもの。車体の動きとロッドの躍動感を表現した。125分の1秒をマスターするとこのレベルのシャッタースピードは完全にコントロールできる。


【④超低速シャッターを使いこなそう!】

①~③を理解して実際に撮影をしてゆくと、30分の1秒までは簡単に流し撮りができ、そうなると徐々に超低速シャッタースピードの領域にも挑戦したくなるでしょう。15分の1秒・・・8分の1秒となると難易度が上がってゆくため成功率もガクっと落ち込んでしまうかもしれませんが、諦めずに何度でも挑戦です。ここまで来ると表現の幅もぐんと拡がり、オリジナリティーあふれる写真が撮れるようになるはずです!

▲新幹線は「ビュワーン」と跳んでゆく。を写真で表現してみた。シャッタースピードは4分の1秒を選択し、広角レンズ独特の歪みを利用して手前のイルミネーションが弧を描くように撮影。このときは何時間も粘ってトライ&エラーを繰り返した。


以上で基本編は終了です。次回の応用編に続きます。
流し撮りだけではない低速シャッターの使い方を一緒に学びましょう。それではっ!!


今日はここまで!それでは、また次回~
 

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Photo Next 2012

会場は東京ビッグサイト

Photo Next 2012へ行って来ました。
CP+と違う所は写真館やプロ向けの機材が多い事でカメラよりも、フォトアルバムやアクセサリー類が充実しています。プロ向け機材とは言ってももちろんアマチュアでもこだわりのある方ですと興味のあるものも多数出展されていますので、特に三脚やモニター、ストロボなどを実際に見たい方にはお奨めの展示会となっています。

その中でもちょっと面白いと思ったのがこちらです。

ピクトリコTPS100サイトイメージ

ピクトリコのインクジェット用フィルム「TPS100」です。
簡単に言ってしまうと、このフィルムを使う事でデジカメのデータを使ってインクジェットプリンターからネガフィルムを作れてしまうというものです。ピクトリコのTPS100のページを見るとこんな感じで紹介されています。

一番下がTPS100の場合(ピクトリコのWebサイトから)

「銀塩とデジタルの融合」と紹介されていますが、インクジェットプリンターでネガフィルムを作成し、それを暗室で銀塩印画紙に焼き付けるという具合です。
当然プリントを作るためにはひと手間増えますが最終的に自分の好きな印画紙の調子を求める方(特にモノクロプリントされてる方には多いと思いますが。)にはデジタルデータからでもできてしまうのです。

やはり引き伸ばし機でもう一度アナログ露光されるだけあって、銀塩独特の柔らかさは結構再現されてると思いました。原版となるモノクロネガフィルムを作る時の調子の詰め方などもいろいろな写真家様がすでに研究されているようで、素敵なプリントもたくさん展示されてました。

ちなみに、モノクロの場合ベタ焼きから調子を引き出していくと思いますが、その原版を作るうえでもRAWで撮影しておいた方が当然階調的に有利です。ステマとか言わせないようにあえて書いてしまいますがもちろんSILKYPIXがおすすめです!

それと入口付近にちょっとした物販のコーナーもあり(型落ちかな?)結構衝動買いしてしまいそうな感じの価格で販売されていましたが思い踏みとどまりました。


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2012-06-22

K-30のデザインとアクセサリー



PENTAX K-30

カメラボディのデザインも各社それぞれ個性があって発表の度に機能や画質とは別の意味で楽しみにしてるのですがPENTAX K-30も良い感じですね。ミラーレス機が比較的シンプルな方向のデザインが多い中、一眼レフのちょっとしたゴツさはお互いの存在感を引き立てあってるようで良いと思います。でもこれは見た目のデザインの割には小さいんですよね。その分エッジとかシェイプの密度が濃く感じられてそこが格好良いのでしょうね。

それとアクセサリーでハンドストラップも出るようです。


別売のハンドストラップO-ST128

これは動画を撮る時にとても便利だと思います。良くムービーカメラなんかにはこのタイプのストラップが付いてますけど、それに近い感覚で撮影できるのではないでしょうか?手の小さな自分には嬉しいです。お店に置いてあるデモ機にもぜひ付けておいて欲しいなぁ。
そして、ストラップの穴と三脚ネジに固定するタイプですかね。
三脚ネジ穴も付いているのでこのまま三脚に固定できたり、もしかして・・・
アレと併用ができそうじゃないですか!

BLACK RAPID WEBサイトイメージ


そうです。BLACK RAPIDです。このストラップも三脚穴に固定するタイプなのですが、ハンドストラップにネジが付いているので両方付きそうですね。
BLACK RAPIDでテンションかけながらハンドストラップでホールドするとブレ抑止には良いかも知れません。ステディカムを使うほどの撮影ではないお気軽な動画撮影ができるかも。

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グーサイン◎

こんにちは、りなです。

ライブを撮影している時にふとバンドマンと目が合うことがあります。
やはり演奏している時にアピールしてくれることがあったりするんですよね。
そんな時はシャッターを切ったら親指たててグーサインしたり、○サインしたりします。
お互いが意識しつつ通じ合ってる!と思う瞬間でもあります。
1つのライブという流れの中でキメの瞬間であったり、波長が合う瞬間がガシッとあるというのはライブ撮影の醍醐味ともいえますね。


↑UNDERLAND Ba.ゆうだい君
↑UNDERLAND Dr.光さん
↑T.I.P Vo.Shotaさん
↑ARTEMA Vo.MEGさん




瞬間瞬間なんでうまくピントを合わせることもなかなか難しいですがシャッター切ってる瞬間は「ここだー!!」なんて思いながら撮影しています。
もちろん冷静に見ながらってこともあるんですが、気持ちの沸点が上がる瞬間はなんとも言えない気持ちです。精神論みたくなってしまうんですけどね。笑
相手のかっこいい瞬間だったりを逃さないために視野を広く持つことは大事だと思います。
1つの流れの中でいかに多くのものをポイント絞りながら撮影できるかですね。
被写体とのコミュニケーションも大事になってくるのではないでしょうか。


今日は今から下北沢でライブ撮影です。
ではまた!




▼UNDERLAND
http://underland.jp/
▼ARTEMA
http://artema-web.com/
▼T.I.P
http://www.timeispassing.com/

ちなみにUNDERLANDとARTEMAはアーティスト写真も撮影させて頂きました。

2012-06-21

モノクロ写真+文字

皆様は家に自分で撮った写真など飾っている方も多いと思います。
私も飾っていますが、どうしても他のインテリアの色との兼ね合いで部屋の雰囲気に合わない(むしろそこに飾ると写真が良く見えない)場合も結構あったりします。そんな場合でも、モノクロ写真は意外とどんな所にも馴染んだりする事が多いので、コーディネートを考えてあえてモノクロでプリントする場合もあります。

例えばこんな写真ですが

撮影時の状態
割と渋い色調の写真ですね。仕上げ方次第ではカラーでもナチュラル系でまとめた部屋なんかには結構合うのかも知れませんね。

それでこれをRAW現像時にモノクロ化して調子を設定したのがこちらになります。

RAW現像時にモノクロ化

かなりハイコントラストに設定して木のパーツ以外のものを強調してあります。

純粋な写真作品とは別に、インテリアとして飾る写真をプリントする際に、フォトレタッチソフトなんかで文字なんかを入れてみても楽しいです。

文字を入れてみた

ちなみに、カラー写真に文字を入れる場合、色のバランスなどに結構絶妙なセンスが必要になってきますのでいざやってみると難しいと思いますが、モノクロですとそんなに悩むことなくお気軽に入れられるのではないでしょうか?

文字を赤くしてみた

文字の色に関しては最初はあんまり難しく考えずに、例えばスーツのネクタイの色を選ぶような感覚で気分や文字の内容によって決めれば良いと思います。
コツとしては最初はあんまり文字の装飾などに凝らずにシンプルに文字を置いてみると良いと思います。

書体を変えてみた

書体を変えてみるとまた雰囲気もかわりますね。

こんな感じで写真と言うよりはポストカードとか広告みたいな感じで文字を入れてインテリアとして飾るのも良いと思います。
メッセージが一行入るだけでだいぶ雰囲気変わりますよね?

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2012-06-20

噴水フェチ

昨日の台風は雨・風共に凄かったですね。
交通機関もマヒしている所もあったようですが、皆様は帰宅できたのでしょうか?
今日はその余韻がまだ残っていて風が強いです。
朝は台風一過で青空が出ていた幕張ですが、午後になり湿気が高くてモヤがかかったようになりました。こんな曇っていて眩しい感じも好きですけど。

今日も風が強いです。

明るい曇り空の時って日中でも光のまわり方が少し優しくて、マクロ撮影などでは柔らかい雰囲気の写真が撮れたりしますね。光量も十分なので発色も良いです。

GR DIGITAL2のマクロで撮影

そんな感じで撮影していますが、最近会社の近くにある噴水を撮るのにはまってます。写真的にとかではなく、なんとなく撮るのが楽しく感じます。こんな感じの何てことは画なのですが・・・







水モノ全般そうなんですけど、水の動きって瞬間瞬間で全然違いますし、シャッタースピードや絞り、被写体までの距離なんかでも色々な表現ができます。ISO感度を変えて調節したり角度を変えながらしばらく撮ってる訳です。しかもどう撮れるかは予測不可能ですし。一応狙った瞬間でレリーズしているのですが、イメージ通りに水が流れてくれるかは運次第です。と言うわけで最近は噴水フェチとなっています。

ちなみに水の表現はRAW現像時の露出やコントラストの調整で色々なバリエーションが試せます。

こんな自分どうなんでしょうか?

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2012-06-19

青色新幹線

先日の撮影から一枚。
この日は昼間の撮影を終え、夕日に輝く新幹線を狙いに行く。
しかし、天気は生憎の曇り空。描いていたイメージとは違う情景に。。。
そこでテーマを変更、日没直後の”ブルーモーメント”に希をかけることにした。

時間を追うごとに暗くなってゆく情景。
「もう限界か」。瞬間、遠くから白い光が見えた。
シャッターポイントまではあとわずか。夢中で列車を追いかけながらシャッターを切った。
手応えはある。「どうだ!!」 カメラのモニターには青色の新幹線が浮かび上がった。





新幹線、カッコいいですよね!
ちなみにこの日の昼間はローカル線を撮っていました。
両者の速度があまりに違うのでびっくり・・・当たり前ですね(笑)

写真では分かりづらいですが、シャッタースピードを1/250秒まで落としています。
こうすることで背景を流し、普段以上に車体を浮かばせています。在来線だと1/125秒と同じ位です。
曇りの日でも期待できる”ブルーモーメント”。みなさんもぜひ試して下さいね! 

それではまた次回!!    
えんまさ


BHCで写真を撮ってきました!(2012-6-10)
LIVE編RIDER編】 続々アップされてます~!!


2012-06-18

私的HDRの使いどころ

2012年06月10日に埼玉県行田市にある「イベントスペースR17」でストリートバイク(MTB,BMX,FGFS,TRIAL)とロックミュージックの融合イベント「BUNNY HOP CAMP」が開催されました。当日の進行はロックバンドのステージと、ストリートバイクのトリックコンテストが入れ替わりで行われました。

今回は私達VLambとゲストフォトグラファーがこのイベントの撮影を任されました。

その時の写真はBUNNY HOP CAMPスペシャルサイトをご覧ください。
http://bhcamp.blogspot.jp/


当日は朝9時頃から夜の7時頃までのイベントとなったため、夕方以降は当然日も傾き始め会場の中の光量も落ちてきますので、後半はストロボを使っての撮影を行いました。最初はストロボ2灯を使って被写体を挟み込むようなライティングで撮影していましたが、少し雰囲気を変えたくて途中から一灯に変えてみたり、距離を離して弱く当ててみたりしました。
会場が廃工場ですのでその雰囲気もできれば写し込みたかったのですがこの辺りは現像時にも結構悩みました。

HDRなし

この写真は左右からストロボを2灯使用したものです。ストロボの届いていない屋根が少し黒くつぶれています。ここをどうしようか悩んでいたのですが、試しにHDRを適用して屋根の部分を明るく起こしてみました。

それがこちらです。


HDRを適用
効果が解りやすいようにここでは強めに適用しています。
屋根の鉄骨のディティールなどは明るくなり出てきていますが主被写体が散漫になってしまった感じがします。なんか背景が整理できてなくてごちゃっとした印象になりました。

なんとなくこの場合にはスポットライトっぽい一枚目のHDRなしの方が雰囲気に合いそうだと思いました。


さて次の写真です。

HDRなし

右側から一灯弱くストロボを当てたものです。ライダーの背中から腰のあたりにはほとんど光が当たっていないので当然黒くつぶれています。そのため、少し影絵っぽくなってしまい立体感が弱くなってしまっています。

HDRを試してみます。

HDRを適用

腰のベルト辺りの光っている部分が少し見えてくる位にHDRを適用してみました。
シャドーの中にこのように弱いキャッチライトが入っている場合、そこを見せてあげるだけでも見る人は輪郭として認識できる場合がありますね。ですので、ここでは過剰に階調を引き出すのではなく背景と被写体が分離できるギリギリの所で調整しました。

このように写真を見ながらじっくりHDRの適用量を追い込んでいただけるのもSILKYPIXならではです。

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2012-06-15

写真もよろしく

そろそろメンバーの作品も見たいですよね。
それぞれストックもたくさんあると思いますので、惜しみなくどんどん発表していただけたらと思います。

私はと言うと、最近休日のイベントやセミナーなどが続いてまして、あんまりロケっぽい撮影ができていないのですが、その合間で少し撮影したりしています。どうしても運営側になってしまうと、当たり前ですがあんまり自分の時間ってそんなになくてガッツリ行けないんですよね。

写真はGWに茨城のひたちなか海浜鉄道で行われた鉄道系イベントに出た時に撮ったものです。

駅猫親子と非番の日の駅員さん

2012-06-14

ブレ加減

2012年06月10日に埼玉県行田市にある「イベントスペースR17」でストリートバイク(MTB,BMX,FGFS,TRIAL)とロックミュージックの融合イベント「BUNNY HOP CAMP」が開催されました。当日の進行はロックバンドのステージと、ストリートバイクのトリックコンテストが入れ替わりで行われました。

今回は私達VLambとゲストフォトグラファーがこのイベントの撮影を任されました。

その時の写真はBUNNY HOP CAMPスペシャルサイトをご覧ください。
http://bhcamp.blogspot.jp/

全員でどれ位撮ったんですかね?確実に10,000カットは超えています。
当日撮られた写真をチェックしていて基本ピントを外しているカットやぶれているものを除外していく大まかなセレクトを行っていたのですが、今回ゲストで参加していただいた写真家「しいれい」の写真の中でピントを外していてもブレていてもどうしてもOKカットにしたい写真が結構多くありました。むしろそれが魅力と言いましょうか。例えばこんな感じの写真です。

Photographer:SEELAY


Photographer:SEELAY


きっちり止まってれば、それはそれでかっこいいのですが、何故だか少しブレていても良い感じでむしろその方が動きというか、雰囲気が出てると思います。
たぶんこの事を本人に聞くと無意識なのだろうとは思いますが、自分としてはそう感じたわけです。恐らく構図の切り方とかレリーズするタイミングだとは思うのですが、この辺もセンスなのでしょうね。真似しようとして簡単にできるものではないような気がします。

※ちなみに、もちろんブレてない写真も素敵ですよ。


Potographer's Profile

SEELAY
イギリス系水中映像会社にてビデオグラファーを経験
ドキュメンタリーのビデオ撮影技法を取り入れ、ストロボ・ポージングを控えた、究極のナチュラルフォトを提供するフリーランスカメラマン。
http://seelay.blog137.fc2.com/








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2012-06-13

BHCお疲れ様でした!

10日のBUNNY HOP CAMPお疲れ様でした!
当日はライダーさんもバンドさんもスタッフさんも主催者さんも全ての方の力で
盛り上がったのではないでしょうか。
様子はこちらから
▼BUNNY HOP CAMP
http://bhcamp.blogspot.jp/

朝7時には会場にいたのですが、着いた時からライダーさんがいて気合いがすごかったです!笑
自分は生でライディングしているところを見たことがなかったのですが、すごかったですね!もう興奮しました!!
あんな風に自転車で動けるんだと驚きと感動でいっぱいでした、、、
普段のフィールドがライブなので新たな扉を開けた感じでした。ライブに来たことがない人にライブに足を運んで欲しいと思うように、もっと多くの人にMTB STREETやBMX、FIXEDを知って欲しいと思いました。
ライブ中にライダーさんが盛り上がってくれたり、ライディングしてるのをバンドさんが見てたり、こうやって交流できる場所も多くはないと思います。

自分もどんどん新しいものを見てチャレンジしたり、いろんなものに触れていきたいと思います。
本当に皆様ありがとうございました!
このようなイベントにフォトグラファーで参加できたことは本当に貴重な体験でした!



遠藤さんも下の記事で書いていた様に今回のイベントでオリエンタルホビー様のブラックラピッド(BLACK RAPID)を使わせて頂きました!

ねじのくるくるをカメラの下につけて斜めに肩からかけます。


遠藤さんがすごく詳しく解説してくれたのでそれを見て頂ければ全て分かります!!笑
なので感想を。
本当に使いやすかったです!
カメラの取り外しも楽ですし、レンズ交換も楽です。
カメラをつけて移動している時も動きやすかったです!!
ななめにかけている状態からモーションにすぐ入れるのは嬉しいですね。
基本普段移動する時ななめにかけて移動するんですが一回体からはずして持ち直すとなるとすぐに動けないので不便でした。
なのでななめからすぐ撮影に入れるのは本当に便利でした!!!
本当にありがとうございました。
これからも活用していきたいと思います。


イベントの様子は徐々にアップされていくと思うのでチェックして下さいね。

▼BUNNY HOP CAMP

では!

2012-06-12

ななめでR

こんにちは!またまたエンドーです
日曜日は行田のR17にてBHCが開催され、おかげさまで会場はとても盛り上がりました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。私は会場のオフィシャルカメラマンとしてMTBやライブを撮りまくっていました!最終的には3000枚くらい撮影してしまったような・・・とにかく11時間ぶっ通しはキツかったです。そのときの写真はこちらにアップされてゆくので楽しみにしてくださいね。


今回のイベントでVLambメンバーはカメラストラップとしてオリエンタルホビー様からブラックラピッド(BLACK RAPID)を使わせていただきました。


▲こちらがブラックラピッド・RS-SPORT 長さはちょうどカメラ+70~200mmレンズと同じ程度。
赤い「R」のロゴがカッコいい。バンドは左胸から肩の後まで掛かってくれるので、動き回ってもカメラの重さでストレスを感じることはない。

いままでこのような種類のストラップ使ったことがありませんでしたが、実際に使ってみるとあまりの快適さに驚きました!なんでもっと早く気付かなかったのでしょう。
このアイテムは車のシートベルトのように身体にストラップを巻きつけ、カメラをホールドするアイテムです。撮影に夢中になっていると忘れてしまうのが「カメラの重さ」。シャッターチャンスを狙ってついブンブン振り回しちゃいますよね。そのときは疲れに気づかなくても、後から筋肉痛になってしまう・・・なんてよくあることです。そのような長丁場で常に走り回りながらバシバシとシャッターチャンスがやってくる撮影にはもってこいのアイテムですね。


               ←↑実際にストラップを着けてみた状態。                スタイリッシュな外観デザインのおかげで           できるカメラマンの雰囲気を味わえるかも!?  


実はもう一つ、このストラップを着けて気づいたことがあります。このアイテムがある時とない時では、レンズ交換の快適度が全く違うのです。どういうことなのか、写真で見てみましょう!

                             まずは、クルっ
                             そして、カチャ
からの・・・これです! お分かりいただけたでしょうか?

フィールド撮影ではレンズを交換するとき、センサーにゴミやホコリが入りこまないようにカメラを下に向けるのが基本ですね。レンズを外したとき、カメラのマウント側が自分に向くようにひねってあげるだけでホコリの侵入を防ぐことができる。この状態で両手が空くため、交換作業は実に快適!
ライブ撮影では1バンドにつき、5本のレンズ交換をしていたため、本当にこのアイテムの恩恵を受けました。RS-Sport様サマといった状態です。このストラップこれからも大切に使わせていただきます。ブラックラピッドさんのHPでは動画での解説もあるのでぜひ見てくださいね。特に早打ちのガンマンの動画は必見です(笑)

以上、今日はステキな商品の紹介でした。それではっ!
 

                                えんまさ

 
BLACK RAPIDを使わせていただきます。 2012-06-06

2012-06-09

散髪進行!

みなさん、こんにちはエンドーです。とうとう今日から梅雨入りですね、今年もジメジメの季節に入ってしまいました。しばらくは太陽ともお別れですが、雨の日にしか撮れない写真もあります。元気をだして撮影をエンジョイしましょう!
そういえば、ここ数日は妙に暑い日が多かったですね。先日、静岡・山梨をまわったときも機材を持って移動していたら気づいたときにはもう汗だく。こんなとき、普段以上に煩わしく感じてしまうのは髪の毛です。
ここは本格的なジメジメが始まる前にバッサリいっちゃいましょう!
やってきたのは清瀬市のある床屋さん。なにやら入口が怪しいですね・・・ひとまず潜入です

中はもっと大変なことになっていました!(笑)
いたるところに鉄道部品の山・ヤマ・やま・・・行き先表示版や制服、さらには客車の座席まで!圧巻です。



ここは「鉄道ムード漂う床屋・BBつばめ」というお店です。こちらが店長もとい・駅長の渡邊さん。手にしている電話も実際に通話できるよう改造されているからスゴイ。今回もいつもどおり"ちょっと短め"にしていただき、いい気分♪♪

散髪後に店内をちょっことスナップさせていただきました!心身ともにリフレッシュ~




            国鉄色が濃い~部品たち。
       照明はわずかに暗いため落ち着いた雰囲気が漂う




気合いが入ったところで明日のBHCに向けて最終準備開始です。
みなさんを行田でお待ちしていますね。それではっ!


えんまさ









2012-06-08

「現像」と「クリエイティブ」を分けて考えてみる

6月に入り、だんだんと蒸してきましたね。
週間天気を見て予定を決める事が多いのですが、雨の予報が多い場合、晴れはロケ、雨は現像やプリントなどに当てると充実した日々を送れそうな気がします。(もちろん雨の被写体もありますけどね。)この記事では質問の比較的多い事項で、どうやって仕上げたら良いのか?なんていう事について書いてみたいと思います。

最初にここで紹介したいのは

「現像」と「クリエイティブ」を分けて考える

と言う事です。

まず、その内容に入る前にここで定義する2つの違いについてご説明いたします。

●現像
撮影時に追い込めなかった各種設定や画質などを調節する事。

●クリエイティブ
皆様が考えるイメージの写真に近づけていく事。
誇張表現やレタッチ、アートワークなどがこれになります。

SILKYPIXはRAW現像ソフトですが「現像」の機能だけでなく多少「クリエイティブ」な調整もできますので、それが元で混乱しがちですが、もし写真の調整に迷った場合、私はこの2つを分けて考える場合が多いです。それでは見ていきましょう。

■撮影時設定

RAW現像による調整なしの状態

この写真からまず以下の調整を行い次の状態まで持って行きます。

  • 露出
  • ホワイトバランス
  • 調子

※必要な場合はNRやシャープ、カラーモード

現像

■調整後

露出・ホワイトバランス・調子を設定後の写真
それぞれのこの写真における調整のポイントはこんな感じです。

●露出
手前のテーブルや椅子などの色や明るさがきれいに見えるように。

●ホワイトバランス
外光の影響を受け青っぽくなっているので、室内が自然に見えるように調整。

●調子
アクセントカラーになっている葉っぱの緑は小物などの原色系が引き立つくらいまで硬調に設定。

そんな感じで調整を行いました。
SILKYPIXにはその他にも色々な機能が付いていますけど、まずは一度上の3つの機能「露出・ホワイトバランス・調子」で写真全体のイメージを仕上がりに近い所まで持って行きます。知らない場所で道に迷ったら知ってる場所を探すじゃないですか?それと同じです。
今回は、ここまでを「現像」と位置付けています。
露出やホワイトバランス、調子(NRやシャープ、カラーモードも)はRAWデータからだと正確で画質劣化の少ない調整が可能だからです。逆に言うとJPEGでこの調整を行うと画質は劣化すると言う事ですね。写真によってはトーンの繋がりが悪くなったり、暗部の階調がガタガタになったり、色がおかしくなったりする可能性があります。


この状態でもう一度写真をよーく見てどのように仕上げるかを考えていく訳です。
(ちなみにこのままで良ければ完了です。)
一番最初の撮影時の状態から色々考えるより、まずはイメージに近い所まで持って行ってしまった方が考えやすいからです。

RAW現像時に大切なのがここまで調整した時の画質です。それは現像ソフトによって異なります。
SILKYPIXは・・・もちろん良いですよ(笑)


クリエイティブ


もし仕上げたいイメージがあればそれを加えたり引いたりしていく作業となります。


■中間調を持ち上げハイキーにした例

トーンカーブで中間調を持ち上げハイキー気味に

例えば明るい感じを誇張したいのであれば、このような写真へ。

■ウォームな色調へした例

WB微調整で黄色~オレンジをプラス

上の写真にさらに暖かな印象で見せたければホワイトバランスをあえてずらしてみたりとか。

■クール&彩度マイナスでそれっぽくした例

WB微調整でシアン~緑をプラスし彩度を落とす

涼しげな感じを独特の色で表現したければこんな感じ。

のようにクリエイティブには

  • 人それぞれ
  • 被写体
  • 掲載される場所や、飾る場所など

に応じて様々な表現があります。
これは楽しいですよね。

このクリエイティブを行いやすいかどうかは、最初の現像でイメージに近づけられるかどうかで決まってくるような気がします。

よく、レタッチなどのクリエイティブは「写真のお化粧」などとも言われる事が多いのですが、現像はどちらかと言うと「写真のサプリメント」的な感じと言っても良いのではないかと思います。



■最後の写真にフォトレタッチソフトでレタッチを入れたもの。

解りやすいように極端にレタッチしてます。(カラーバランス、コントラスト、ノイズ付加など)
ちなみに一番最初の状態からJPEGのレタッチだけでここまで持ってくると画質がどうなるか・・・想像できますよね。

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