会場は東京ビッグサイト |
Photo Next 2012へ行って来ました。
CP+と違う所は写真館やプロ向けの機材が多い事でカメラよりも、フォトアルバムやアクセサリー類が充実しています。プロ向け機材とは言ってももちろんアマチュアでもこだわりのある方ですと興味のあるものも多数出展されていますので、特に三脚やモニター、ストロボなどを実際に見たい方にはお奨めの展示会となっています。
その中でもちょっと面白いと思ったのがこちらです。
ピクトリコTPS100サイトイメージ |
ピクトリコのインクジェット用フィルム「TPS100」です。
簡単に言ってしまうと、このフィルムを使う事でデジカメのデータを使ってインクジェットプリンターからネガフィルムを作れてしまうというものです。ピクトリコのTPS100のページを見るとこんな感じで紹介されています。
一番下がTPS100の場合(ピクトリコのWebサイトから) |
「銀塩とデジタルの融合」と紹介されていますが、インクジェットプリンターでネガフィルムを作成し、それを暗室で銀塩印画紙に焼き付けるという具合です。
当然プリントを作るためにはひと手間増えますが最終的に自分の好きな印画紙の調子を求める方(特にモノクロプリントされてる方には多いと思いますが。)にはデジタルデータからでもできてしまうのです。
やはり引き伸ばし機でもう一度アナログ露光されるだけあって、銀塩独特の柔らかさは結構再現されてると思いました。原版となるモノクロネガフィルムを作る時の調子の詰め方などもいろいろな写真家様がすでに研究されているようで、素敵なプリントもたくさん展示されてました。
ちなみに、モノクロの場合ベタ焼きから調子を引き出していくと思いますが、その原版を作るうえでもRAWで撮影しておいた方が当然階調的に有利です。ステマとか言わせないようにあえて書いてしまいますがもちろんSILKYPIXがおすすめです!
それと入口付近にちょっとした物販のコーナーもあり(型落ちかな?)結構衝動買いしてしまいそうな感じの価格で販売されていましたが思い踏みとどまりました。
We love photograph!
http://v-lamb.blogspot.jp/
0 件のコメント:
コメントを投稿